24.6.28

夏季特別寄付のお願い

 紫陽花が雨に映える梅雨の季節になってきました。地球のオーバーヒートの影響もあり記録的な猛暑の到来が世界各地から伝えられています。

 皆様方におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。

 さて、今年も信愛塾から夏季特別寄付の訴えをさせていただきます。

 今年2024年の10月で、信愛塾は設立されてから46年になります。信愛塾がNPO法人になってからも20年を迎えます。私たちはこれを信愛塾の活動を発信する大切な機会ととらえ、現在、10月に記念行事を行いたいと考えています。

 少子高齢化の中で在留外国人が341万人を超える時代に入ってきました。今や身近な地域社会でも外国人との共生は避けて通れないのが現実です。言葉が理解できず学校でも放っておかれたり、ほかに行く場を持たない子どもたちもいます。子ども達が安心して安全に過ごせるスペースは子供たちの「居場所」となって、学び、遊び、食事の提供を受けるなど家庭でも学校でもない第三のスペースとして大切な役割を果たしています。「居場所」を利用しての伴走型外国人相談は一年で延べ1000件超える相談が寄せられ、極めて必要性が高く地域にはなくてはならないものになっています。相談者の国籍も多様化してきています。信愛塾に通ってくる子どもたちはとても明るく元気ですが、背景はとても複雑で、中には担えきれないほどの困難を抱えている子もいます。私たちは、こうした子どもたちも、やがては困難を乗り越え地域社会を支える重要なパートナーとなってくれると確信しています。

 さて、信愛塾の財政状況についてです。このような担いきれないほどの需要に応えるためにはどうしても専従スタッフを増やすことが必要で、信愛塾ではこの2月から信愛塾で育った中国籍スタッフを一人採用しました。大変大きな決断でしたが、何としても乗り越えていきたいと考えています。信愛塾が活動していくためにはスペースの維持管理、スタッフの人件費、事業の運営費、教育や生活面で困難を抱えている子どもたちへの直接的・具体的支援など諸々の費用が掛かります。助成金申請なども行っていますが財政的にはいつも厳しい状況にあるのは変わりありません。

 収益を伴う事業がない信愛塾が45年間も活動を続けてこれたのは、ひとえに皆様方の熱いご支援があってのことです。私たちの活動にご理解をいただき、常日頃、信愛塾を支えていただいている皆様に、重ねてご無理をお願いすることは誠に恐縮ですが、「共に生きる」社会を築くためには、そして未来を担う子どもたちのためにはどうしても信愛塾という「場」が必要です。夏季特別寄付による信愛塾へのご支援を、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 

2024年6月 信愛塾スタッフ一同

寄付は郵便振り込みでお願いします。

〔口座番号〕00270-0-7501〔口座名〕相談センター・信愛塾